メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2020-12-10から1日間の記事一覧

何もかも複雑な黒山村の事件と比べると西暦500年の忘川術院の事件はシンプルでわかりやすい。 まず婦女暴行を働こうとしている不逞軍人が出てきて、女に化けていた姜明子がそいつらをあっさり殺す。そのまま忘川術院に殴りこんで、旧知の仲である趙炎も不逞…

三眼の言動がわざとらしいのは寄生獣の三木の言動がわざとらしいのと似たようなものかと思う。サイコな内面が存在するんじゃなくて、内面がないのに表面を人間に合わせようとしているから不自然になる。人間を捕食するのを当然だと考えている反面、人間を陥…

黒山村の西暦525年の事件は、ずっと仲が良かった村の仲間たちが突然の天災(三眼の屍疫)に晒され、それまで気にも留めていなかった部分のあら捜しを始め、ついには殺し合ってしまったという構図だ。西暦1906年の事件も概ねこういう構図になっている。 ちな…