メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-06-20から1日間の記事一覧

杉元と鯉登は一度喧嘩友達になった後、散々殺し合ったけど、最終回後に町で偶然会ったりしたら杉元はナチュラルに笑顔で声をかけてきそう。鯉登も悪い気はしなさそう。

鯉登は陸軍士官学校で将校としての教育を受けてるし、父親と和解してからは指揮官としての心構えとかも教わっているはずなんだけど、初期の鯉登は鶴見の部下になれた嬉しさのあまりなのかやばい鉄砲玉としか言いようがなかった。あれはあれで若くして派手に…

「愛です」の4人が鶴見に求めたものは、宇佐美が恋人めいた共犯、月島が最初は戦友で嘘で絡め取られているのに気付いてからは主人、尾形が父親、鯉登が上官という印象。 鯉登は鶴見に憧れて鶴見の部下になるために陸軍士官学校に入った。海軍志望から思い切…

自分の群れがまさに滅んでいく様を目の当たりにしていたウイルク少年は、群れのために最大限の合理性を発揮するオオカミのあり方に憧れた。オオカミたちは群れのためにならない孤立したオオカミを殺した。群れを守るためにはとことん容赦を捨てなくてはなら…

鶴見と月島は、自分の任務が失ってきたものに見合うのかと苦悩して後戻りができなくなっていたが、対照的な結果に至った。最後に鶴見も大切な人の体の一部を捨てたことを月島は知らないけど、もし知れば溜飲の下がる思い? 鶴見と鯉登は、指揮官として対照的…

前も書いたけど鶴見が月島に感じている思いは同族に対する共感と深い理解と嫌悪なんじゃないか。 月島は単に義務感で鶴見に従っているというよりも今でも鶴見に愛があることはある。でもそれは嘘で試されたことに気付いて、戦友としての愛が裏切られていたの…

鶴見はたぶん純粋に日本繁栄を願っていたのがスタート地点で、スパイとしてウラジオストクに赴き、最初は潜入任務をやりやすくするためにフィーナに近づいた。しかしフィーナを本気で愛してしまった。それでも任務のために自分の本当の身元を教えることはで…

鶴見が月島や鯉登に金塊も残っているはずだと教えてやらなかったのは高飛びしようとしたことと同じくらい不誠実だと思う。もし鯉登を本気で繋ぎ止めたかったのなら、「負けるつもりはない」に「権利書を奪取しても事態の収拾が図れないことを危惧しているの…

ウイルクは群れのために合理性を発揮できるオオカミに憧れたのであってオオカミに共感したのではない。生まれながらに変わったセンスは持っているが生まれながらのオオカミではない。「ホロケウオシコニ」=「狼に追いつく」というのも生まれながらのオオカ…

鶴見が、嘘という愛を相手に注ぐ、その嘘をバラしてそれでも相手が自分に愛を持っているか試そうとする、という行為をセットでやるのはやっぱりフィーナとの関係を他人でなぞろうとしているんだと思う。鶴見とって一番の愛のかたちがそれなのか。 鶴見は愛を…