メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-07-22から1日間の記事一覧

命懸け、命を捧げる、ってのは自分の命をゴミだと思っている人間がやると相手にゴミを捧げることになる。もしくはゴミみたいな自分の人生をせめて他人の称賛で飾り付けて終えようとしているか。 進撃の巨人のクリスタとユミルの贅沢な自殺議論大好き。あの後…

列車の中で、鯉登は皆のために、もっと沢山の誰かのために、勝って生きようとした。月島は鶴見のために価値のない自分の命を捨てようとした。 鯉登は土方と対峙した際、迷いを捨てきれていないことを指摘された。「死人になれていない」と。自分の命を惜しん…

実はいご草ちゃんの偽物の骨を埋めさせたのは自分で、ちゃんと生きている、という鶴見の言葉を月島は素直に信じたのだと自分は感じた。それに月島は、亡くなった戦友のために、という鶴見の言葉は疑いもしなかったことが鶴見とアシㇼパの会話を盗み聞きした…

月島が苦しんだのは、第150話でかつて鶴見になぜ自分を助けたのかと問い質した際の「そして私の戦友だから」という言葉を信じられなくなったせいだ。鶴見はこの言葉に続けて「月島おまえ… ロシア語だけで死刑が免れたとでも思ってるのか?」と言った。鶴見か…

鶴見と月島は損切が苦手。自分が支払った犠牲が惜しくなって未来を台無しにするタイプ。 自分は月島は徴収兵で、徴兵によって強制的に佐渡の外に出されるまではいご草ちゃんと駆け落ちする踏ん切りがついていなかったのだろうと考えている。それは自分が父親…

鶴見がどんな人間かってのは第30巻加筆部分で鯉登が言った あなたは嘘をつきすぎて 嘘で試した人間の「愛」しか本物と思えないのでは? ってのがすべてだと思うね。もしかしたら鶴見にはフィーナと会う以前に誰かに騙されたりとかしていたのかもしれないけど…

鶴見はジョージ・オーウェルが言うところのパトリオティストではなくナショナリストだった。 そして始まりからして矛盾していた。鶴見は第271話『まだら模様の金貨』で「あくまで北海道は日本に帰属意識がある者によって統治されるべきだ 先祖からその国に住…

キロランケの名場面投票は「ウイルクへの愛と憧れが、そのままアンチへとねじ曲がったキロランケ」に入れた。 それで改めて考えたんだけど、キロランケはウイルクの本質を理解していた上でアンチ化してしまったのかもしれない。 自分はアシㇼパが生まれる前…

「愛する者はみんなゴールデンカムイに殺される お前の責任だぞ ウイルク!!」と鶴見はアシㇼパに言った。素直に読めば、お前たち親子が金塊を入手しようとするせいでお前たち親子の愛する人間はみんな死ぬんだぞ、という意味になる。このセリフと対応する第2…