メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-10-28から1日間の記事一覧

カルトでも信者同士を交流させて足抜けしにくくさせるとかあるし、最終的に自分が一番だと思わせる自信があったのなら、鶴見が月島と鯉登の関係をある程度放置したこともおかしな判断ではない。あれだけ鶴見に盲目になっていた鯉登が短期間のうちに鶴見より…

鯉登は鶴見から必要とされる部下ではなくなっても、鶴見を愛する者として、あるいは友人として、嘘はつきたくなかったのだろう。だが偶然また会えたら友人になろうという鶴見の言葉はやはり嘘だったのだ。

鶴見は奉天で月島に鶴見劇場を行った。「彼のためなら命を投げ出し汚れ仕事も進んでやる兵隊を作るために」そうしたのだと月島は鯉登に語った。その推察は正しい。 鶴見がそうした指揮官だと知りつつ、鯉登は五稜郭で「だがもしもの時は部下たちを中央から守…

月島は鶴見がついて行ったものたちに救いを与えられる(月島のニュアンスでは政権転覆や満州進出が実現されれば死んでいったものたちも報われるということ)と無理矢理自分を納得させ、戦友を騙して利用する鶴見に加担した。鯉登は月島から鶴見はついて行っ…