メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2023-01-01から1年間の記事一覧

やること変えるのと仕事が忙しくなるのでここの新規記事の投稿は基本ストップ。 修正はたぶんこまめに続ける。残している文章には責任持つ。科学とは現在正解に辿り着いているから正しいのではなく、正解を模索することをやめない方法論だから正しいのだ。 …

オトナ帝国のチャコって外見だけ若くて実年齢はケンと同じくらいなのか、本当に若い女なのか、たまに議論になるけど、自分は見た目通りに若い女派。現在と未来に絶望して反動主義に走る若い女っていうそれなりにいるタイプかなと。チャコとケンは親子でもお…

ゴールデンカムイは最終回は好きなんだけど、樺太帰還以降のアシㇼパが民族について悩んだり杉元への恋心について悩んだりするパートがテンション下がるのに、両方ともふわっとした感じで終わらせられてカタルシスがない点はちょっと不満。民族のために生き…

映画のグリッドマンユニバースの評判が良かったから見た。評判通りに面白かった。グリッドマンは好きだし結末そのものにも不満はないけど、想像に任せる部分が多すぎて少し消化不良、という人ほどおすすめ。最悪、ダイナゼノンは見てなくても話がわからない…

君の名は。の糸守町なら隕石クレーターで町がほぼ水没してしまって土地は諦めるしかないし、死んでしまうはずだった住民はみんな助かったから、その後の町やコミュニティの再建に触れなくてもハッピーエンドだなって納得しやすい。現実的にはああいう感じに…

鈴芽の実家は

すずめの戸締まりの災害の部分は普遍的なテーマだと思う。地震が頻繁に起きる地域は限られるけど、災害そのものはどの時代、どの地域にもある。特に説明はなくてもトルネードなりハリケーンなりブリザードなりに置き換えて理解することは難しくないだろう。 …

すずめの戸締まりに面白いけど内容はないと感じる人はテーマを掴みそこねている。もちろんただの観客なら内容を届けられなかったのは制作者の責任だが、プロのライターなら内容を汲み取れないのは己の不明を露呈することだ。 すずめの戸締まりのテーマのひと…

手塚治虫先生は宗教系とか思想的に偏ってそうな掲載誌でも多く漫画を発表しているけど、その中にも名作はたくさんある。1つの雑誌の中にも質の差はある。

講談社が運営しているサイトの現代ビジネスは、週刊現代からの話題性重視の記事やブルーバックスからの質の高い記事が並列的に掲載されていてなかなかカオス。というか今どきのニュースサイトとかはたいていカオス。ニュースサイトとのまとめサイトみたいなY…

芹澤は鈴芽のことを置いていこうと思いついたこともなかっただろうけど、もし思いついたとしても実行できなかったはずだ。

明らかに制作意図を外れた誤読からはその人間の人間性がストレートに使わってくる。対話相手の意図を読み取ろうとせず自分の思い込みを投影してはばからないという点からして既にその人間の人間性だ。 共感は英語ではシンパシーとエンパシーに分かれる。シン…

細かい部分。小説版(原作版)では鈴芽は一人称視点である小説の地の文で

正直言ってどの点が論点なのかよくわからなくなりつつある。感受性自体じゃなくて、口の軽さだよな? 自分は子供の頃に引っ越したことがある。その範囲で想像すると、昔の自分の家が緑に覆われた綺麗な廃墟になってタンポポでも生えていたらって想像するとワ…

日本は高度経済成長期にそれまでの風景を一変させた。全国で野放図な都市開発が進んだ。山が猛スピードで切り開かれ、田畑が埋められた。新たな施設や商店、一軒家が無数に建った。 そして過疎化が問題となる現在、風景は再び変わろうとしている。シャッター…

岩手県宮古市姉吉地区は「想へ惨禍の大津浪(大津波の災いを忘れるな)此処より下に家を建てるな」と言う石碑の教えを守り、東日本大震災の際の津波で集落が飲み込まれることがなかった。この地区は、明治三陸大津波(1896年)の際と昭和三陸大津波(1933年)…

\\ おまたせしました//#新海誠 監督#神木隆之介 さんが登壇したau presents#すずめの戸締まり プレミアム上映会のアーカイブ映像を公開✨生アフレコの様子もお届けします⚡️https://t.co/nOc9dN74ay配信期間:4月30日(日)23:59まで pic.twitter.com/ifDdW3Pi…

日本は江戸時代から街道沿いに街が発達し、都市機能が集約できないスプロール化(虫食い化)の傾向があった。スプロール化を起こした街は機能が拡散しているためちょっとしたダメージで機能不全を起こしてしまう。 そして高度経済成長期の無秩序な都市開発や…

中国での『すずめの戸締まり/铃芽之旅』は、公開からわずか3日間で動員1000万人以上、興収は3.4億元(約65億円)となりました。その勢いと、他国の作品への愛情に驚くばかりです。劇場に足を運んでくださった皆さまに、心より感謝です! pic.twitter.com/zkV…

小説版を読んだ感じだと、天気の子の龍神って

今日思い至ったこと。天気の子のストーリーをこんなふうに勘違いしている人がいるらしい。「雨が降り続くと龍の姿をした邪神が現れ人間の女に契約を持ちかける。契約すると任意の時間を晴れにできるようになるのと引き換えに雨が長期間降り続くようになる。…

気まぐれな自然そのものであるダイジンはもちろんだけど、天気の子の龍神も、すずめの戸締まりのミミズ(日不見の神)も、人間に恩恵をもたらすこともあれば災厄をもたらすこともある自然の神であって、人間が倒すべきモンスターとかじゃない。

長い文章を引用する時とか、うろ覚えになっている作品のあらすじを確認する時とかについ検索と既存サイトに頼っちゃうんだけど、それにミスがあることは結構多い。気付いたらすぐ直してるんだけど申し訳ない気分になる。無精は駄目だね。

かけまくもかしこき日不見の神よ。 遠つ御祖の産土よ。 久しく拝領つかまつったこの山河。 かしこみかしこみ謹んで、お返し申す。 の「日不見の神」をモグラの神として、ミミズを倒してくれる存在に呼びかけている祝詞とする解釈を偶に見かけるけど、文脈的…

『すずめの戸締まり』はタイトル通りに戸締まりと「行ってきます」の話だ。

前向きな言葉というのはいつだって暴力になりうる。どういう在り方が前向きなのか、という点ですら人や場合によって常に異なるからなおさら難しい問題だが。 比較的わかりやすい個人と病の関係に限っても、根治治療を目指すのが前向きなのか、現状維持を目指…

面白そうな本だ。阪神大震災でも震災後=復興ではなかったという。 「震災後」を言葉にする タイトルの「震災後」が目を引く。災害が起きると、私たちは「復興」という言葉でその後の様々なことを語ろうとする。だが「復興」という言葉は、目指すべき地点があ…

『天気の子』の「大丈夫だ」も変な捉え方をされて批判されたりしていたな。 この世界は生きようと足掻くに足るのか、アポカリプスの到来を看過してでも生きようとしたことは正解だったのか、ポストアポカリプスを迎えても人間の営みは続くのか、といった問い…

ローズマリー・サトクリフの『ともしびをかかげて』って作品としては好きだし、主人公個人の信条は尊敬できるけど、古い作品だけにテーマに関しては吟味が必要な感じになっている。そういう点も含めて歴史的な価値が高い作品でもあるんだけど。

葬送のフリーレンって実はジャンルとしてはヨコハマ買い出し紀行とか系だな。原作者の前作がもろにロボ娘主人公のポストアポカリプスものだし。でもRPG風の設定のほうが間口が広い。設定が緩くても突っ込むだけ野暮という前提もあるし。美麗系の作画の雰囲気…