メモ帳用ブログ

色々な雑記。

第年秒

長安督武司の第8巻

漫友雑誌社の漫画SHOWで連載した長安督武司。漫画SHOWが廃刊になって事実上の最終巻になった第捌巻(第8巻)。出版は2014年3月。 カバーとカバー見返し。 カバー見返しのイラストは5秒童話の主人公の童。文章は「也来支持一下我的新作吧,详情请关注我的微博…

最弱英雄伝説の各作品のあとがき

第年秒先生の短編集である最弱英雄伝説。各作品の掲載誌情報が載っているのを期待していたけど載っていなかった。でも各作品のあとがきが充実していた点は良かった。黒丸の●が第年秒先生のコメントの要約で、白丸の○が自分の感想。 最弱英雄伝説と二想(追想…

中国の出版業界

前にも少し触れたことのある中国の推理作家である陸秋槎先生のインタビュー。中国の現在の出版業界について色々語っていて面白い。 fukyo-murder.hatenablog.com 紙媒体での雑誌の廃刊が続いて電子書籍に一本化しつつあるという点では推理小説業界も漫画業界…

中国のオタク系ウェブコンテンツ

中国ではウェブ媒体でオタク系コンテンツがどんどん発展している。ただどの業界でも同じだけど光の面だけでなく影の面も存在するそうだ。主にネット小説についてのまとめ記事だけどテンセントのウェブ漫画も話題に上っている。 blog.livedoor.jp これは個人…

翻翻动漫

www.fanfannet.com 翻翻动漫は公式サイトの情報によれば、集英社の電子マンガのカラー版を制作するために2006年に発足した団体だそうだ。現在も週刊少年ジャンプの漫画のカラー版を制作しているのは翻翻动漫かもしれない。 2007年に集英社の協力を得て第1回…

メジャー志向

第年秒先生は作品しか知らなかった頃(5秒童話とマグメルの途中まで)は自分のために作品を描くアーティストタイプの作者だと思っていたけど、検索したら週刊少年ジャンプ志望でメジャー方向に進みたい作者だとわかった。自分の感性を信じた作品を描きたいけ…

日月同错

屍者の13月というか日月同错の今掲載している部分までだと自分には2020年パートが面白い。ただ525年と1906年の関係に加えて2020年まで話に絡んでくるから複雑なストーリーが余計にややこしくなる。それに525年と1906年の話のテイストと、2020年の話のテイス…

『最弱英雄伝説』の国外発送依頼

第年秒先生の短編集『最弱英雄伝説』が予定より早く発送されて4pxの倉庫に届いているとタオバオアプリに通知が入っていた。とりあえず『最弱英雄伝説』単体での発送依頼手続きをした。今回の個人輸入はここからどうなるかまだわからない。今までの他の転送代…

中国漫画界

中国のネットでもデマが広がるとなかなか消えない。 www.weibo.com www.yyfensi.com あと以前に漫画SHOWで連載していた漫画家は今みんな色々あるんだな。 baijiahao.baidu.com www.weibo.com

性善説・性悪説

勘違いされがちだけど中国は根っからの性善説の国。快楽を求めたり、金を稼いだり、人間の望みは善に決まっているだろう、哈哈哈、って感じ。多くの宗教が人生の不条理の辻褄合わせを死後に求める中、道教は現世利益と長生き最高って部分が基礎になっている…

『最弱英雄传说』予約開始

第年秒先生の短編集『最弱英雄传说』(『群青のマグメル』の描き下ろし小番外収録)。5月21日の一般販売に向けて予約開始。 【签章版】弱英雄传说 第年秒 以原创作品登上《周刊少年JUMP》本刊的国漫画家重磅短篇漫画集来袭 1套2册套装 正版预售 とりあえず予…

第年秒(胡伟)先生のデビュー前

『长安督武司』(長安督武司)第壱巻著者プロフィールより 胡伟,新生代漫画家。画过推理漫画参加新人王比赛(惨遭退稿),画过搞笑漫画(登在九拼一的报纸上),画过补天窗的超短篇武侠,刊登最多的是搞笑小剧场……但终于以《长安督武司》正式在《漫画SHOW》…

感性

国によって当たる作品は違うとよく言うし、日中で当たる作品が違うともよく言うし、概ねその通りだと思う。でも日本での群青のマグメルと屍者の13月の反響の違いは、中国での拾又之国と日月同錯の反響の違いと似たような関係。スケールを小さくすればそのま…

ツカミ

第年秒先生の長編漫画で1番ツカミがいいのはやっぱり長安督武司だな。初っ端から主人公の弟が死んでたり主人公が死にかけたりと怒涛。主人公のイカレ具合も弟が死んだせいだとしばらくは誤解できるから気にならないし。そもそも主人公がまともに主人公をやっ…

いけ好かない

姜明子のいけ好かなさは敵か味方かみたいなポジションだとむしろ美味しいんだけど、メイン主人公のパワハラ上司ポジションであれはキツイんだよな。いっそ中間管理職的なメイン主人公がいけ好かない性格で、そのポジションなりの苦労を描けるならまた違うん…

未来の感想のためのメモ

今回更新分の日月同錯で文字と絵が食い違っているのは第年秒先生の作画ミスだそうだ。これから修正予定。 https://m.weibo.cn/status/4491370766808236未来に掲載される屍者の13月で作画ミスの修正が反映されていなくても第年秒先生の責任ということで。

師姐!

昨日更新した日月同錯の師姐が素敵だったからゴキゲン。 日月同錯はテンセントだと週2回更新(1話分を前後で分けて更新。中韓のウェブ漫画には多いらしい)だけど、ジャンプ+だと隔週更新なんだよね。隔週で載せるのは1週間分なのか2週間分なのか。 もし1週…

記念

脳内嫁

群青のマグメル 6 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:第年秒 発売日: 2019/03/04 メディア: Kindle版 独家专访丨首位以原创作品登陆「少年JUMP」的国人漫画家! そういえば第年秒先生のインタビューによれば、アススは現実に全く思い入れを持てない男で、最…

ビジネスのお付き合い

翻翻動漫と夏天島工作室は、中国でもテンセントや快看漫画や各種プラットフォームで両方掲載されてたりするのでそういうもんだ。この2社の小競り合いなんて漫画業界全体から見れば大したことじゃない。作家個人はそれ以下の木っ端だから、思い入れのある作家…

『屍者の13月』第1話感想のプロト

とりあえず下書き 『屍者の13月』ってタイトルの意味は第年秒先生にもわからないらしいけど邦題は概ねそういうもんだろう。 翻訳とジャンプ+には愚痴は一切言いません。第年秒先生には言います。 一応中国語の『日月同錯』は今まで全話目を通してるのでネタ…

ウワー!

ウワー! ウワー!日月同錯が翻訳連載されてる!マジで知らなかった!ビックリ! とりあえずここのメモのキモすぎる愚痴の一部は消した!残ったメモがキモくないという意味ではない! 本気で混乱してるので何がなんだかわからないけどとにかくめでたい!使者…

拾又之国の新版

拾又之国のフランス語版の新巻が出るって投稿で中文版の新巻も出るのかなって書いたけど、1巻から新しく出し直すみたいだ。微博のコメント欄見てたら第年秒先生がそうコメントしていたのに気がついた。新版分は1巻から全部で夏天島のクレジットを抜いて、第…

『漫画SHOW』出身

第年秒(当時は胡偉)先生が「長安督武司」を連載していた漫友雑誌社の『漫画SHOW』は2013年に突然廃刊した。だから第年秒先生は翻翻動漫の『漫画行』に移って2014年から「5秒童話」を連載することになる。この時に以前から使っていた微博アカウント名の「第…

印税契約

群青のマグメル 5 (ジャンプコミックスDIGITAL) 作者:第年秒 発売日: 2019/03/04 メディア: Kindle版 かなり前に第年秒先生は中文版の『5秒童話』の印税はもらえないって微博に書いてて、その後の著作権裁判の判決文でも『5秒童話』と『拾又之国』の印税を夏…

未知?の舞台

マグメル(拾又之国)のマグメル(聖洲)がトリコのグルメ界を参考にしたんでもHUNTER×HUNTERの暗黒大陸を参考したんでも読者の心証はあまり変わらないんじゃと思うけど、第年秒先生には重要なポイントらしい。どちらにしろ未知のはずの舞台に新鮮味が薄れる…

『拾又之国』の舞台の原型

『长安督武司』(長安督武司)第壱巻あとがきより 后记 督武司的秘密!!!我想画架空热血冒险漫画,这是我现在第一想画的故事。哦哦!冒险漫!不错不错!那是当然,里面还有一个大胆的设定。 女主角可以看到男主的过去和未来瞳孔中会呈现的部分影像。 这就意味…

ややこしい&ややこしい

夏天島関係の話だと、第年秒先生や夏達先生ともめた初代CEOは騒動の後に辞任して、その後任のCEOの体制下で翻翻動漫に訴訟を仕掛けてきたという余計にややこしい事情がある。そのせいか、夏天島がマグメルとかの著作権を巡って第年秒先生に対して出した非難…

巨変ヨウ

そういえば『拾又之国』の単行本第1巻の表紙って初版だけこのバージョンらしい。 第2版からは日本語版と基本的に同じ表紙で、自分はそっちしか手に入らなかった。最初見た時は巨変ヨウはただのデザインだと思ってたけどロングパスな伏線だね。 この翻漫画の…

クリーチャーとモンスター

個人的にマグメルの日本語訳だと危険生物のルビが「クリーチャー」なのが生物感を重視してる感じで好きだったから、アニメでは「モンスター」になって生々しさが減ったのにガッカリした。低年齢向け風?(でも悪趣味)のアニメで主人公が殺害したり狩って食…