メモ帳用ブログ

色々な雑記。

五部だと主人公のジョルノが初めから覚悟の決まってる人間だから、ブチャラティみたいな同じくシリアスめのキャラと組む時と、ミスタみたいな賑やかなキャラと組む時とでは空気感が全然違って面白かった。ミスタはあれはあれで格好良いタイプだけど、能力が強すぎないところも含めて使い勝手が良い感じで見せ場も結構もらってたし好きなキャラ。

ブチャラティも好きなキャラだけど、シリアスな経緯と現在があって適度に葛藤もするキャラだけに、ドラマ面でいいところを持って行き過ぎ感はあったかも。主人公とタイプの近い華のあるキャラは主人公と同陣営に置く場合パワーバランスがめんどくさい。そうするとブチャラティが中盤で活動する死体という、同行できるけど一時的でしかなく未来がないことが確定した存在になったのは必然なのかも。

五部最後のローリング・ストーンズのエピソードはブチャラティが活動する死体なんてものになったことを説明するエピソードなんだけど、五部全体の総括にもなってて好きな話だ。グリーンマイルの別解釈っぽいというか、いい意味で荒木先生はスティーブン・キング先生のファンだなと感じた。