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タッチのアニメの須見工

タッチのアニメの須見工戦前後が原作とだいぶ違うのも理由はわかる。原作はノンビリしたラブコメから始まったのが、和也の死で一気にシリアスになって、柏葉登場でまた一段とシリアスになるんだけど、うまくはぐらかしてるとはいえ若干エグい部分を扱ったりもしてたから。でも好みとしては原作派だ。
あとタッチって今だと和也の死後ばかり語られるし、あだち先生も連載初期から和也の死後が本番のつもりで描いていたそうだけど、ドラマの大きく進展しない甘酸っぱいラブコメ部分も重要な作品ではある。実際タッチは連載開始すぐに人気が爆発していて、和也を死なせることは編集長たちから強く反対されたそうだ。あだち先生も連載終盤のインタビューで本番に入る前の方が面白かったと語っていた。あだち先生は色々なインタビューで目標らしい目標がなくてアドリブのきく漫画を描く方が好きだと答えている。自分はタッチの色々なテイストの部分が全部好きだけど、正直言うとあだち先生が辛い思いをして描いていただろう後半の方が好きだ。