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巨変ヨウ

そういえば『拾又之国』の単行本第1巻の表紙って初版だけこのバージョンらしい。

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第2版からは日本語版と基本的に同じ表紙で、自分はそっちしか手に入らなかった。最初見た時は巨変ヨウはただのデザインだと思ってたけどロングパスな伏線だね。

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この翻漫画の表紙も同じコンセプト。掲載されてる『拾又之国』は第49回で、日本語のジャンプ+だと第51話が掲載されてるタイミングだから、ショートパスな伏線。

序盤からの伏線を第二部でかなり回収してるから大まかな構想は最初から固めてたんだろうけど、全十二巻だと最後まで描ききれなかったのはやっぱり中盤が当初の予定より膨らんだんだろうな。第34話後に集英社との打ち合わせで打ち切りの危機→アニメ化が決定して連載再開となったから、長期アニメ化に賭けて要素を足したのかも。

10.5話の内容と3種類の能力という点からして、時空間が3つというのは最初から決まっていた部分のはず。

神明阿の当主たちはルシス・アミル・アスス・ウェイド以外はダイジェストで流して、ついでに黒獄小隊も最初からダイジェストで流せば完結章の第三部まで終れたのかな?当主たちも黒獄小隊も面白いキャラだったから描写膨らんだこと自体は嬉しいので、後は完結章の第三部がいつか来れば万々歳。