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『拾又之国』の舞台の原型

『长安督武司』(長安督武司)第壱巻あとがきより

后记 督武司的秘密!!!

我想画架空热血冒险漫画,这是我现在第一想画的故事。

哦哦!冒险漫!不错不错!

那是当然,里面还有一个大胆的设定。
女主角可以看到男主的过去和未来瞳孔中会呈现的部分影像。
这就意味着可以在第一话就把要十几二十几年才能画完的故事进行一次大预告。

哦哦,一定要加入战斗哦。

把日后会出现的重要转折、高潮、甚至大结局都半遮面地预告出来,哈哈,漫画史上的第一遭!

厉害吧?好想画,非画不可!

那是那是。

但我觉得你第二个备选企划的古装故事(长安督武司)更适合连载呢!

今后请多多指教!

(訳)
(1P目)
あとがき 督武司の秘密!!!

胡偉(第年秒):架空の熱血冒険漫画が描きたいです。それが今一番描きたい話です。

編集:へえ!冒険漫画!いいねいいね!

胡:もちろん、ひとつ大胆な設定もあります。
主人公の過去と未来に瞳に映る映像の一部を、ヒロインが見れるんです。
つまり、十何年二十何年かけて描く話を第一話で一度に大きく予告できます。

編:へえ、バトルは必ず入れてね。

胡:これから訪れる重要な転換点・クライマックス・結末までが見え隠れしながらの予告になる、はは、漫画史上で初!
凄いな?描きたい、描かなきゃ!

編:そうだね。そうだね。
(2P目)
編:でも第二候補の企画の時代劇のほうが連載に向いていると思うよ!

胡:(さっと態度を変えて)これからよろしくお願いします!

長安督武司』第壱巻のあとがきを読む限りだと、マグメル第52・53話でゼロが死亡した時にヨウの頭の中で拾因の記憶が再生された、みたいなシーンが描きたくてマグメルの原型が構想されたのかな。あと90話・91話でティトールが別個体の自分の人生を知ったみたいな。過去と未来が絡み合う構成はこの頃からの案だね。『日月同錯』も3つの時間軸の話だし、複数の時間軸や複数の空間みたいなモチーフが第年秒先生は好きらしい。複雑になるけど。
マグメルの主人公はヨウで、ヒロインはゼロ。2人の関係は拾因とヨウの関係に対応している。原型ではストレートに主人公が拾因ポジションのキャラで、ヒロインがヨウポジションのキャラだったのかも。ヒロインが主人公の過去と未来に瞳に映った映像を見れる理由付けとして、同一存在の別個体に変更して、全体の設定も整えたとか。