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漫画脚本の仕事

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冒険小説・歴史小説推理小説など多彩なジャンルで活躍したことで知られる小説家の船戸与一先生。船戸先生は若い頃『ゴルゴ13』の脚本を手掛けた経験があった。その時にさいとう・たかを先生が船戸先生の脚本を手直ししながら漫画を仕上げる様子を見て、エンターテイメントのあり方について学んだそうだ。

浦沢直樹先生と組むことの多い編集者・脚本家の長崎尚志先生は若い頃に『ゴルゴ13』の担当編集者を経験していた。浦沢先生も『ゴルゴ13』の別冊でオリジナル読み切りを発表していた。作画・浦沢直樹、担当編集者・長崎尚志の座組で、長崎先生が脚本を依頼した『パイナップルARMY』の工藤かずや先生も『MASTERキートン』の勝鹿北星先生も『ゴルゴ13』の脚本経験があり、その縁からの仕事だった。浦沢先生と長崎先生は『パイナップルARMY』や『MASTERキートン』で脚本を自ら手直ししたことを公言していて、それは『ゴルゴ13』スタイルの漫画制作ということをメインスタッフ全員が了承していたから実現できた体制なのだと思う。