第三者視点
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— デジモンウェブ公式 (@digimonweb_net) April 24, 2020
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映画『デジモンアドベンチャー』『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』は細田守監督の出世作。東映に隠れて橋本カツヨ名義でやったウテナや遡玉洩穂名義でやったるろ剣の絵コンテ・演出のほうが自分としては印象深いけど、「細田守」として有名になったのはやっぱりデジモンからだろう。
細田監督はキャラクターから距離をとって第三者視点で演出する傾向があるように感じる。インタビューによれば好きな映画も『ミツバチのささやき』などのアート系のものが多いらしい。そのせいか、同じくこどもを扱った作品でも自分はアットホーム路線の最近の作品よりいい意味で斜に構えたクールさがハマってた昔の作品のほうが好きだな。
『おおかみこどもの雨と雪』は血の呪縛を抱えた崩壊寸前の家庭が被害を最小限に解体することで救われた話として捉えていいなら好きだけど、そういう意地の悪い見方をしていい映画なのかよくわからない。
とりあえず語り手を少女である雪が担っている時点で、こどもたちの母親であり主人公である花に感情移入する作りになっていないのは計算だと思う。雪は将来は母親になるかもしれないけど、今はまだ母親は不可思議な存在でしかない。子育て映画というよりマザコン映画。だから好きだという女性の意見を見かける反面、大嫌いだという女性の意見も見かける理由はよくわかる。