読んで楽しいもの

チベット紀行で有名な河口慧海チベット旅行記西蔵旅行記)』は青空文庫でも読める。

明治時代の変人僧侶である河口慧海さんの自叙伝。より原典に近い仏教経典を求めて鎖国状態のチベットに潜入した際の記録が纏められている。
それなりに異文化の人間を見下すところもある明治時代の僧侶と開国前のチベットという2つの個性が楽しめるお得な旅行記だ。

生は四苦である生老病死の一つで、真理を悟って輪廻から解脱することが救いだっていう仏教の考え方はかなり憧れる。本当に信じているかというとそうでもないんだけど、だからこそ憧れる。直接の真理は人間の為した物の中にはないんだけども、真理に近づくための智慧は眠っているかもしれない。
まあ真理なんて全然関係のないエンタメ大好きだけどね。
社会を意識するなら好き嫌いより正しさを重視せざるを得ないけど、エンタメだと圧倒的に正しさより好き嫌いだな。嫌いなのものでも正しさがあるなら一応は一目置くかくらい。言葉で語るなら好き嫌いより正しさのほうが扱いやすいからそっち偏重っぽくなるけどそんなのただの技術不足だね。