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色々な雑記。

第7話によれば三眼はわざわざ白大の死体を傀儡にして自分の手で敵討ちが行えるようにした。おそらく三眼的価値観では自分の手で復讐しないと本人が借りを返したことにならないし、自分もその手伝いで借りを返したことにならないらしい。
伝承で97人の病人が薬を飲んだら実は屍者の血(中文版では白大の血)だったせいで死んでしまったことになっている。これは現実だと97人の病人が薬になると信じて白大の家族を食べたが効かず、敵を討とうとした白大を返り討ちにし、屍者(の傀儡)になった白大(の死体)に殺されたってのを反映しているようだ。せめてその辺をうろついてるゴロツキや兵士の体を使えば白家の風評は抑えられたかもしれないけど、それだと三眼の価値観としては駄目。
同じく白小小の復讐も形式としては自分の意思に基づいて自分でやったことにしないと借りを返したことにならない。
ついでに人間は食べるけど恩人の家族は食べないのが摂理ってのも、本音だろうけど、同時に村人との対比になっている。