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色々な雑記。

黒山村のエピソードって、白小小の一家が黒山村で千年以上存続してきた家のように見えないのが混乱の元の1つだ。

設定的には以下のようになるはず。

①西暦525年の時点で白大は黒山村で生まれ育った人間だった

②白大には隣村に嫁いだ妹がいた。事件の後も白大の妹の子孫が姓をついで白家は存続した。

③正しい記録が残らないほど昔に白大の妹の子孫がなぜか黒山村に移住した。

④白大の子孫(正確には白大の妹の子孫)が黒山村に根付いたことを揶揄する童謡が作られた。この頃には西暦525年の事件は人体実験の失敗として歪んで伝えられていた。ただし白家はその後千年以上存続した。童謡も千年以上残った。

1906年の白小小の証言によると、三眼が現れるまでは黒山村の住人が千年前の事件を理由に白家へ因縁をつけることはあまりなかった(中文版だと皆無ではなかったニュアンス)。三眼に村が支配されていることを知らないらしい村の子どもたちは以前と変わらず小小に懐いている。

 

 

でもとてもじゃないけど白小小や父親(母親は元々の村人ではなく嫁いできた人間かも?)と黒山村の住人が生まれたときからの知り合いのようには見えない。人間関係の疎遠さだけ見るなら白家は最近村に引っ越してきたばかりのようにさえ見える。子どもたちだって村に越してきた人間が優しそうなお姉さんだったらすぐに懐くだろう。白小小が天涯孤独だというのも千年以上村に根付いてきた家であり得るんだろうか?

村が全部不自然だから、実は村人全員が最近集められたばかりの劇団員ですと明かされていたとしても納得できてしまいそうな気さえする。