メモ帳用ブログ

色々な雑記。

人間が究極に正直になったかたちの1つが進撃の巨人第131話のエレンだと思うし、ある意味羨ましいと感じる部分は大いにある。特にお前を殺すのはお前が悪いからだっていう言い訳をエレンが使わなかったのは素晴らしい。旧シリーズのエヴァンゲリオンにハマっていた自分としては結構ビビっと来る中二病感だ。シンジだって他人が自分を拒絶しているのではなく自分が他人を拒絶していることは自覚していた。
でもああいう暴力的な正直さは現実では絶対に御免こうむるね。それにもう一方のアルミン達だって、調査兵団は「人類のために心臓を捧げる」という誓いを貫いているんだから自分を偽っているわけではない。
現代に発表される怪物ものはどうしても人間の定義とは何かみたいなのを意識せざるを得ないところがある。意図的に無視するにしても意識していることには違いがない。