日月同错の三眼は血も涙もない宇宙的生命体(最近だとまどかマギカキュゥべえとか)と捉えていいなら悪くないキャラだと思うし、そういう意図が少なからず込められたキャラのはずだ。この手のキャラはエンタメだと自分の従う法則に忠実なあまりに自滅する場合が多い。古く悪しき現実を体現する存在で、その古い現実を、新しい法則を実現する若者に破壊されて敗れる。人間が悪魔や鬼と契約を結ぶ類の民話も、人間が勝利する場合はこういうプロットが多い。逆に人間が欲に溺れて自滅する場合も多い。DEATH NOTEもそっちのパターンだ。主人公・月と死神・リュークの、息が合っているようで情のない関係が面白い。
日本語版の屍者の13月だと、解釈以前に文法や単語レベルのミスだらけでそう見えにくいのが残念だな。でも日本語版の間違いを信じ込んで楽しんでいる人もいる。ブログ本家とかこのメモとかWikipediaとか、自分から調べようとした人が見るところ以外にまで誤訳の話題を持ち出すのは野暮になる。TPOを弁えずに本当のことを言えばいいってもんじゃない。
まどかマギカは、キュゥべえも、さやかも、結果的にさやかを追い詰めた上条や仁美も、さやかをブチ切れさせたホストたちも、みんなシナリオの役割を綺麗にこなしてて、わかりやすくて面白い良いアニメだった。さやかをずっと見ているしかなかったまどかの無力感や、それを打ち破ろうとする覚悟もよく伝わってきた。