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中国のオタクの間では嫌いな作品の通報合戦をやるのはありがちな行為だけど、審査を通った国産作品ででっち上げな通報の被害を受ける割合は低いそうだ。中国は国策で動漫業界の発展を支援してもいる。ただし規制は強く、闇出版に対する締付けも厳しい。
一方で国外のコンテンツに対する規制はより強まっている。だから日本産のコンテンツが通報を受けると規制の対象となりやすい。2018年に日本産アニメの『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が一時配信中止となったのも、理由は公式発表されていないが、通報合戦のせいだとまことしやかに語られる。配信は数週間後に再開されたが、「露出度の高いシーンやコクピット内のシーン」はカットされたそうだ。『ダーリン・イン・ザ・フランキス』はセクシャルなテーマを扱ったロボットアニメで、男女複座式のコクピット内のシーンが後背位に擬えられていることは日本でも話題になっていた。
中国で“諸事情により”配信停止となった日本産アニメは多数ある。再開されなかったものもあるが、特定のシーンカットや有料会員限定などの制限を加えて再開されたものも少なくない。