メモ帳用ブログ

色々な雑記。

地味に気になる部分その2。仙丹を服用すると屍疫で欠けた身体が戻ってくるってどういうことなんだろう。
①仙丹の治癒能力は絶大だ。手足が刃物で切断されようが、服用すれば新しく生えてくる。
②第5話の姜明子による屍疫の説明からすると、屍疫は黒血で患者の身体と生命力を吸い尽くして殺したあとに、術者の下へ戻って法力に変換されるようにも読める。この場合、生存している患者の身体は患者の体内に潜む黒血の中にあり、まだ術者に吸収されていないことになる。その状態で仙丹を服用すれば黒血内の手足が肉体として復元される。
これは①か②か決め手がない。強いて言うなら、②だと千年ぶりに蘇った三眼が屍疫を再び使わなかったことの理屈をつけやすくなる。西暦525年の三眼は「気楽な修行」のつもりで屍疫を蔓延させたが、しくじってかえって害になる急速な吸収をしないといけなくなった。だから蘇った後は確実にひとりひとりを食べるようにした、とこじつけられる。