メモ帳用ブログ

色々な雑記。

屍者が黒血を使って発動させる術についての前の投稿で根本的に間違ったことを書いてしまった。修整した上で少し触れたいことがあるんだけどまだ日本語訳されていない部分だ。
以下ネタバレあり

  • 屍疫は黒血を吸収させた凡人の肉体を法力に変換し、一部分ずつ欠損させ、吸収する術。時間はかかるが大人数を一遍に獲物にできる。
  • 法屍者は呉府に集まった求法者に黒血を植え付け、生きたまま生机(生気)を剥奪した。求法者たちは生机を吸収されてシワシワに痩せてしまったが、術が中断されたため生き延びた。生きたままの獲物に掛ける術という点は共通しているが、屍疫と違って手足が一部分ずつ消失したりはしなかった。
  • 呉家の公子を吸い殺したのはその法屍者。呉家の公子は凡人。


法屍者は生者の血肉を食らうだけでなく、生者の体内に黒血を取り込ませてからエネルギーを吸収することもできる。
ある法屍者は黒血を使って生者の生机(生気)を吸収しつくして殺してきた。凡人も求法者も餌食にできる。
姜明子曰く、三眼も使った屍疫は凡人を対象する術だそうだ。もし強健な人間には影響が出ないので求法者には効かないという意味なら、弱った求法者には効くんだろうか?すぐに術から術者までたどり着かれるから、悠長な術は求法者にかけるべきでないということもありそうだ。
三眼は白大に復讐を頼まれた時には急速に村人を吸収したという。黒血を飲んで屍疫にかかっていた村人を、おそらく三川の法屍者と同じような術に切り替えて吸い殺したと思われる。百人近くを一遍に吸収したので、その時は急速過ぎてかえって害になったそうだ。