論理の問題なら100%嘘をつく嘘つきも、完全に嘘をつかない正直者も存在できる。でも現実なら嘘つきでも嘘をつかないことのほうが多いし、正直者でもごく稀に嘘をつくことがある。当たり前だけど嘘つきのパラドックスは現実では起きない。フィクションでも嘘つきが本当のことを言って正直者が嘘をつくことはある。でもどれが嘘でどれが本当か確定できないまま話が進むと頭がこんがらがる。黒山村編はいまいちそこがはっきりしない。とりあえず、独白と独り言は信じられるはずだけど。
頭が焦げ付きそうなので初歩の論理学のおさらい。
ある集団で「犯罪者はパンを食べたことがある」という命題が真である時、
命題の逆である「パンを食べたことがある者は犯罪者である」が真とは限らない。
命題の裏である「犯罪者でない者はパンを食べたことがない」が真とは限らない。
命題の対偶である「パンを食べたことがない者は犯罪者でない」は真である。