メモ帳用ブログ

色々な雑記。

コードギアス1期はそれなりにマトモなアニメだったけど、どんどんネタ度が増していって、2期は実質ネタアニメになってしまったというか。政治的に難しい領域に突っ込んで行ったこともあって、ネタマシマシにしないとある意味見られたもんじゃなくなっていったというか。いわゆる竹Pの政治的にアレ系のアニメは濃ゆくて癖の強いアニメばかりで、面白いのは病みつきになるけど駄目なのはとことん駄目だった。コードギアスは滑ってるパートも多いけど好きな方のアニメだった。
ユフィはいい娘であのままだとあの時点で話が終わってしまうので逆説的に酷い目にあうのは仕方がないんだけどネタとしても酷かった。でもスザクとユフィの会話は好きだ。ユフィはルルーシュとしても身内なのであの事件ではルルーシュも傷付いた。言い訳要素だとしても、主人公が自分のいたらなさで犠牲を出してしまう話ではそこに主人公の身内が巻き込まれている必要があるわけだ。WJ版封神演義にしろ、スパイダーマンにしろ。
コードギアスR2の中でも悪い意味でネタ回と名高い第8話「百万のキセキ」にも、ネタの前振りとしていかにも政治っぽい会話があったりする。ネタと政治のカオスというか、まあ正気だったらやれないアニメだ。ネタなんだか本気なんだか。冷静に考えると「ねーよ」なんだけど、見ている間に一瞬でも「なるほど…?」となればネタアニメとしては勝ち。

「それよりキミに訊きたいことがある。
日本人とは……民族とは何だ?言語か?土地か?血の繋がりか?」
「違う……それは……心だ!」
「私もそう思う。自覚、規範、教示……つまり文化の根底たる心さえあれば、住む場所が異なろうとも、それは日本人なのだ!」

そういえば映画だと総集編の時点でルルーシュの運命がテレビと変わっている。巻き込んだ一般市民の女の子の運命が変わったことでルルーシュの運命も変化した。そのパラレルルートでの新作映画も作られている。テレビではそのルートは考えていなかったことが明言されている。