メモ帳用ブログ

色々な雑記。

NHKハーバード白熱教室を見ていたから、マイケル・サンデル教授の主張やコミュニタリアニズムコミュニズムではない)には魅力を感じる。
ホッブズのいう「万人の万人に対する闘争」が実際のホモ・サピエンスの黎明期に存在しなかったことは明白だしロールズのいう「原初状態」は自らのアイデンティティを抜きにした純粋な正義が存在することを想定している点で、現実の人間の価値観を無視した仮定だ。


ここでいうコミニティ・共同体と国はイコールではない。国より小さい地縁組織であることもあり得るし、国よりも大きい文化圏であることもあり得る。
やはり人間は自分が生まれ育った共同体を基盤に思想や価値観を育む生き物であると感じる。
この反対に、個人が直接世界の成員となるコスモポリタニズムに自分はあまり魅力を感じない。