メモ帳用ブログ

色々な雑記。

もののけ姫のエボシ御前は最後に「みんな、はじめからやり直しだ。ここをいい村にしよう」と言う。自分の目指した近代化の失敗を受け入れた上で、「いい村」を目指して再出発することを決めた。
それにしてもあの後の元タタラ場は大変そうだ。
まずエボシ御前はシシガミの首をジコ坊を通じてスポンサーに献上することができなかったし、もうスポンサーと協力して国崩しをする気もないだろう。スポンサーを後ろ盾にしたこれまでのような大規模製鉄はやる気がなくなっただけでなく現実的にも不可能になる。シシガミの森に生きた動物たちからの報復を受ける可能性はほぼない状況とはいえ、これまで対立してきた地侍たちとは緊張状態に陥りそうだ。最低限の武装をするためにも資金は必要になるけど「いい村」がそれを捻出できるだろうか。
一応、病人たちはみんな治癒したようだからそちらの方面の負担はなくなっている。後はこれまでに培った金属加工技術を活かした鍛冶や、もしかしたら行うかもしれない小規模製鉄、換金作物の栽培などをして、幅広い人脈や牛飼いによる流通を活かせばどうにか?