メモ帳用ブログ

色々な雑記。

親殺しとは親を文字通り殺すことでなく、親もただの人間だったことに気付いて「親」という神にも匹敵する偽りの権威を解体すること、っていうのは、今日明日の問題じゃなくて、人類誕生以来ずっとそうだったと思う。
Q〜シンのミサトは少しだけわかりやすいゲンドウ。ミサトは不器用な親にしかなれなかったが、不器用なりに子どもや仲間のために働いていた。そんなミサトを理解して、シンジはゲンドウがシンジのことを憎んで距離を置いていたのではないと理解できただろう。ミサトとシンジが似ていて、シンジとゲンドウが似ているんだから、理論上はミサトがゲンドウ風になってもおかしくはない。ただし伴侶であり親代わりでもあるような相手に先ただれてもセカイ系に走ったりしないって点は全く違う。ミサトの現在はシンジが綾波(仮称とポカ波両方)に先立たれてもゲンドウ化しなかったことに繋がる部分だ。しかし理屈が先走ってる感はある。シンの後半のシンジは狂言回しではって指摘は確かにもっとも。シンジの成長に理屈でなく感情で納得したかったって不満はなくもない。