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色々な雑記。

日本が度々受賞することで有名な化石賞は別段なんか客観的な評価とかではない。化石賞は気候変動枠組条約締約国会議(Conference of the Parties、COP)で見せた各国の姿勢に対して送られる。日本で(だけ)は注目の的だけど、ラジー賞とかイグノーベル賞ダーウィン賞なんかと同じような風刺的なもので権威付けのある評価とは違う。日本人は外国の反応ってやつが好きだから真面目に気にしちゃう。


化石賞(FossiloftheDay)宝石賞(RayoftheDay)とかを発表しているのは気候行動ネットワーク(Climate Action Network、CAN)というNGOかつNPO。気候変動問題に取り組むNGOの国際ネットワーク組織だ。1989年にアメリカ人がドイツで設立。世界各地に拠点があり、ドイツのボンに置かれた本拠地CANインターナショナルのスタッフ数は28人(2020年時点)。公用語は英語。現在の事務局長は南アフリカ人。



1999年にドイツのボンでCOP5が開催された時にCANインターナショナルが化石賞とかを発表して、それから恒例行事になった。