メモ帳用ブログ

色々な雑記。

鯉登がアシㇼパの故郷で言った「ただ私は鶴見中尉殿に本当の目的があるのなら見定めたい!! もしその先に納得する正義がひとつもないのならば… 後悔と罪悪感にさいなまれるだろう」は、「もし鶴見に大義があれば自分の中に罪悪感は生じないし、後悔もしない」と解釈すべきセリフではないはずだ。「鶴見に本当の目的があるとしても、それを果たす過程で大義名分を全うするつもりがあるのは疑わない。そしてもし本当の目的の先に、鶴見についてきた自分を自分で納得させられる理屈が見出せるのなら、自分は罪悪感を乗り越えられるし、後悔はしない」という意味だろう。
上のセリフに続いて「だからこそ我々はあの二人だけは殺してはいけない」と鯉登は言う。それは自分で考えた結果、谷垣とインカラマッを殺害することに対する自分の中の理屈を見出すことができなかったからのはずだ。月島も見るからに無理をして2人を殺害しようとしていた。