2022-08-15 ■ 人殺しの心理学で示された罪悪感と愛の関係は 同志愛で殺人の抵抗感を克服する→ 殺人の罪悪感を抱く→ 同志愛や非戦闘員の社会からの愛で罪悪感を癒やす の三段構造だ。 同志愛があれば殺人の罪悪感は生じないという一段構造ではない。 予め十分な心構えをしておけば心理的負担は軽くすむという記述もあるが、事前と事後に十分な愛のバックアップがあってこその心構えだ。事前にろくでもない扱いを受けていたら心構えなんてできないし、事後に心構えした時の期待を裏切るような冷遇を受けても精神的打撃は大きいだろう。