メモ帳用ブログ

色々な雑記。

鯉登は、凡庸な指揮官に任せると100人の部下が死ぬ状況で自分が指揮をとれば99人にできる見込みがあるのなら絶対に指揮官の座からは逃げたりしないだろう。たとえそのことで自分が99人の部下の死の罪悪感を背負うことになろうとも。無駄な戦いには反対するだろうけど、開戦を止められなかったら部下を置いて職を辞するよりは、せめて預かっている部下の命をできるだけ浪費させないように自分の立場に踏みとどまるはずだ。戦ってのは根本的に命が失われる場だけど、自分に止められない自軍の戦に背を向け、何もしない道を選ぶ方が将校として無責任だと鯉登は感じるだろう。