メモ帳用ブログ

色々な雑記。

ゴールデンカムイの罪悪感はやはり第39話の杉元と辺見の会話が作品全体の基準になるだろう。

辺見:
忘れられないのは罪悪感なのでしょうか?
杉元:
せめて忘れないでいてやるのが俺の償いさ
俺には俺の殺さなきゃいけない道理があった
必要ならば鬼になる覚悟だ
そのかわり…
俺がくたばる時は安らかに死なせて貰おうなんてつもりは毛頭ない

この基準で考えるとメインキャラは軒並み安らかに死なせて貰える資格がない。アシㇼパでさえ最後には地獄に落ちる覚悟を決めて殺人を実行に移している。なんだかんだでほとんどの死亡キャラは最期に満足感を得ているけど、そういう意味ではない。殺し合いの中で殺されても道義の面からの文句は言えないというのはその通りだと思う。
もし死にたくないなら自分の力、あるいは自分が信頼関係を築いた仲間の力で死を跳ね除けなくてはならない。