メモ帳用ブログ

色々な雑記。

鶴見の「子供は親を選べない」という発言は、子供の立場から言ったのか、親の立場から言ったのかで解釈が分かれるポイントだ。赤ん坊をあやしながら言ったセリフだから、娘のオリガを思い出しながら親として呟いたのだと自分は思う。
娘を直接的に誤射してしまったのはウイルクだし、フィーナが家に戻って閉まったのはウイルクたちの指名手配書を見たせいだけど、そもそもの銃撃戦の原因を作ったのはスパイの自分であることを鶴見は本当はわかっていたんだと思う。わかっていたからこそウイルクたちとその娘を恨まずにはいられなかったのだろう。
というか、自分に原因の一端がある事件で娘が亡くなっているのに、未だに子供の立場で親に関するこの世の理不尽を嘆くようなみみっちい人間として鶴見を解釈したくはない。