メモ帳用ブログ

色々な雑記。

すずめの戸締まりの感想だと自分は便宜的に岩手のミミズとか東京のミミズとかの書き方をしてしまっているけど、どちらかというと巨大な一匹のミミズが常世にはいて、そのミミズが各地の後ろ戸から頭や尻尾を出して全身を出そうともがいているのが作中のイメージだと思う。


以下設定の推察。
大きなミミズが要石で頭と尾を抑えられつつも、もがいて起きるのが日本の普段の地震。この状態でも後ろ戸はちゃんと閉めて置かないと地震が大きくなりやすくなったり、要石が抜けやすくなったり、他の小規模な災害や疫病などが出てきてしまう。こまめな戸締まりが平穏を守る。もしかしたら作中では出てこなかった小さなミミズもいて、そのミミズたちも小さな地震を起こしているのかも。
東日本大震災の際、東西の要石は刺さっていたが、どちらも弱まっていた。西の要石が行方不明になってメンテナンス不能になったことで大震災が起きてしまった。どちらの要石からも遠い東北で胴体だけはみ出させたようなイメージ?
ミミズが頭か尻尾かを抑えられた状態でもう片方を大きく外に出し、地面に倒れ込んで起きるのが大地震。草太が言うには東京の要石はミミズの頭を抑えていたそうだ。作中の九州の地震はこれになりかけたところで食い止められたが、震度6とかなり大規模なものになった。
ミミズが全身を現世に出して上空から落下して起きるのが本当に破局的な地震。作中の東京は危うくそうなりかけたが鈴芽が草太をミミズに刺したことで未然に防いだ。