メモ帳用ブログ

色々な雑記。


入場特典かな?





なるほど。
もう1つ気になるレポートがあるけど、詳細を後で追記するそうなのでそちらの感想はその後に。


芹澤は詳しい事情を聞かずに鈴芽を自動車に乗せてあげた時のように、草太に対しても自分から話さないことは詮索しないで、ずっとつかず離れずの関係を続けてきたんだな。芹澤にとって確かなことは草太がつるんでいたい相手だということで、自分に見せない面があってもそれは構わないと。そういう芹澤だったから草太も心を許せた。
草太の芹澤は「知り合い」「悪いやつじゃないよ」という言葉は本心だと思う。草太はそもそも友人というものをよくわかっていなさそうだ。草太の中では家族や閉じ師関係者以外は全員が他人である只人で、人付き合いはしても一線は引かざるを得なかった。その中で自然に距離が一番近くなったのが芹澤だったのかな。基本的に古風で真面目な草太(ロンゲだけど)からしたら、芹澤は本来会話もしないタイプのはずなのに何故か近くにいて悪い気はしなかった。その何故かが何故かなのかを草太は自分でも知らない。
一方で芹澤は少しでも仲良くなった相手をすぐに友達と言いそうなタイプだ。そして「草太は友達の中でも特別な親友で、親友がいなくなったから探す」というようなカテゴリの細分化や理屈付けはせず、「草太がいなくなったから探す」と、自然体の思考で行動していそうだ。自分にとってそうするのが自然だからそうする。草太がそれほど大切な友達になったのも、特別な出来事があったとかでなしに、強いていうなら自分の扱いが雑な草太を見かねて日々世話を焼くうちに、いつの間にか、だろう。芹澤は何故草太との距離がそれほど近づいたのかを自分でもわかっていないだろうが、わからない何故に怯えるような男ではない。