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色々な雑記。

鈴芽と草太の構図は最初


相似だと思っていたんだけど、情報が出れば出るほど実は同カテゴリ内の対照であることがわかってきた。すずめの戸締まりを貫く主題は赤と青の対比だそうで、鈴芽の赤、草太の青、というテーマカラーでもそれが意識されている。近い明度と彩度を持ち、色相がはっきりと異なる。
一見、鈴芽は地元に根を張った普通の女子高生のようで、草太は天命に殉じる浮世離れした旅人のようだ。だが鈴芽の積極性は思いのほか自分の足元を見失っているがゆえの暴走であり、草太の献身は思いのほか自らの地に足をつけた生活への愛着としがらみに由来している。