メモ帳用ブログ

色々な雑記。


二時間半もあるだけあって充実の内容。
作中の設定や監督の意図なんかがますますクリアに。
これで自分の解釈についても、概ね当たっている部分、誤解していた部分、一応作中の設定からは矛盾していないけど監督の意図からは外れるからあくまで作中の描写から自分が再構成した解釈というか二次創作的な解釈、の3つの区分が明確になってきた。3つ目の区分について具体例を出すと


母親を理不尽に失った鈴芽が同じく理不尽に失いかけた草太を救うことで心の傷を受け入れて生きていけるようになる、は監督の意図。
草太が宿った椅子は鈴芽の母親の形見、は作中の設定。
鈴芽は母親の形見に宿った草太に母親を重ねた、まではほぼ公式の解釈。


当初は少女同士のバディものを構想していた、というのは監督の発言。
草太の髪が長いのは宗教者・殉教者のイメージから、というのが監督の意図。(12/23ティーチイン)
草太がイケメンなのはみんな美形が好きだと思ったから、というのが監督の意図。(12/25ティーチイン)


草太は髪が長く性を感じさせない美しさを持っており、それは鈴芽が草太に母親を重ねるようになる一因になったのではないか、というのが自分の二次創作的な解釈。