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蜜柑 on Twitter: "すずめの戸締まり ティーチイン舞台挨拶 グランドシネマサンシャイン 池袋 自分用メモ✍️ （あくまで自分用なので、誤字脱字あるかと思いますがあしからず💦） 本日も参加させていただきました...！！ 監督が質問に答えてくださるスペースも検討してくださっているとのこと...！！ https://t.co/hkTL5TIth5" / Twitter
このティーチインからすると

芹澤は根っからのお人好しだ。すずめや環への対応からもそれはよく伝わってきた。
そんな芹澤の親友は自分の扱いが雑な草太だ。芹澤が気を揉むことは幾度もあっただろう。しかも草太は芹澤のぐいぐい絡んでくる感じをうざいと思っていたというのだから、芹澤がおせっかいな忠告をしたところでたぶん聞き流すばかりだった。親友に心配をかけてしまって悪いなと思うのではなく、親友なのにうざいところがあると感じていた。自分を大切に思えない人間に、自分を大切に思ってくれる相手の気持ちはわからない。それでも二人が友人でいられたのは草太が芹澤の心配を理解できなかったからこそ重荷にも感じなかったからで、芹澤に相手の触れてほしくないところには触れずにいられる大らかさがあったからだ。
2人は親友としてともに教師を目指した。
だが教員採用二次試験の当日、草太は試験会場に現れなかった。連絡すら寄越さなかった。芹澤は自分の踏み込みの甘さのせいですべてが手遅れになったことを想像したのかもしれない。だが突然現れた少女によれば、草太はとりあえず生きているようだ。だとすれば、少女と草太の関係や、少女の正体はさておき、少女に草太のもとへ案内してもらえばいい。取り返しがつかなくなってしまったことなど何一つないことを確認するために。