メモ帳用ブログ

色々な雑記。

大きな物語の終焉って、大河的な物語が魅力を失ったことみたいに誤解されがちだけど、この物語とはストーリーではなくナラティブであり、大きなイデオロギーの終焉みたいなニュアンスだ。確かに大きなイデオロギーなしに大河的なストーリーは紡げないからかすってはいるんだけど。
もっと言うなら本来は、科学と近代はあらゆる前提・イデオロギーを解体するが、科学も近代もイデオロギーの1種であることから逃れられぬ以上、それらはそれら自身によって解体される、みたいな意味だ。