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色々な雑記。

シンエヴァのブルーレイ見ながら思ったんだけど、芹澤ってパッケージは結構マリだね。ザ・一般人でむしろ大多数の観客側ポジションの芹澤と、シンジ=観客から見た他者のポジションであるマリとじゃ立ち位置も想定される中身も正反対だけど。
新海監督の11月のティーチインでは既に
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芹澤はマイルドヤンキーを想定しているってことを語っていたから、千果やルミが地元周辺で鈴芽たちの運び役になったように、北関東出身→マイルドヤンキーな芹澤が東京から東北までの鈴芽たちの運び役になるってことは制作中からイメージにあったんだろうな。
それでいて鈴芽にとっての環のようなポジションが草太にとっての芹澤でもあるという。芹澤本を読むと芹澤にとっての草太が鈴芽にとっての環であることもわかる。
同年代で別の人生を持つ人間という点では、鈴芽と千果の関係にも相当する。外見的には鈴芽・草太で千果・芹澤な感じだし、芹澤が草太を「魔法使い」だと感じるシーンも芹澤本にある。でも芹澤本によれば千果もルミも自分の人生を歩んでいてモラトリアムの中にいるのは芹澤だけだそうだ。千果は家業の民宿を継ぐことを決めた上で手伝いをしていることになる。人生設計面だと千果のが草太よりだ。