メモ帳用ブログ

色々な雑記。

すずめの戸締まりの災害の部分は普遍的なテーマだと思う。地震が頻繁に起きる地域は限られるけど、災害そのものはどの時代、どの地域にもある。特に説明はなくてもトルネードなりハリケーンなりブリザードなりに置き換えて理解することは難しくないだろう。
ただ、作品に深みを出している、国全体を覆うぼんやりとした衰退の気配、みたいな部分はいわゆる注釈が必要な箇所かもしれない。でも都市のスポンジ化は日本特有の現象だとしても、大抵の先進国なら過疎化、少子高齢化、経済の停滞、そしてそれらの悪影響が真っ先に現れるのが地方であること、みたいな部分はなんとなくわかるかな。中国みたいな青年期真っ盛りの国だとピンとこないかも。