メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2023-01-07から1日間の記事一覧

宮沢賢治を読んだら、草太は意外と自意識の匂いを嗅ぎ取りそうだし、芹澤は全然気付かずただの美しい言葉遣いの美しい物語と詩だと感じそう、という偏見。

宮沢賢治は広義のセカイ系のはしりだったと思う。学生時代恥ずかしさに身悶えしながら夢中になって読んだ。自意識が共振を起こして破裂しそうになる。宮沢賢治を読んで恥ずかしくならない人は他人の自意識とかをスルーできる凄く純粋な人なんだろうと感じる。

そういえば、宮崎駿監督が単行本に解説を寄稿したということで名前だけ知っていたラプンツェル異聞が漫画図書館Zで公開されているのをこの前見つけた。クラリオンの子供たちという短編集に収録されている。 表題作のクラリオンの子どもたちは新人らしく本格…

安彦良和先生(今は漫画家なので先生)が王立宇宙軍を見て気持ち悪くなったという話を聞いた時あんまりピンとこなかったんだけど、自分がセカイ系を好きだけど気持ち悪い感じについて考えていた時、この気持ち悪い感じがそのまま当てはまるのかなと考えたら…