メモ帳用ブログ

色々な雑記。

安彦良和先生(今は漫画家なので先生)が王立宇宙軍を見て気持ち悪くなったという話を聞いた時あんまりピンとこなかったんだけど、自分がセカイ系を好きだけど気持ち悪い感じについて考えていた時、この気持ち悪い感じがそのまま当てはまるのかなと考えたらなんとなく納得できた。オタク特有の青臭い自意識過剰さと世の中のことをわかっていないのにわかったつもりになりたい感じは確かにあるね。安彦良和先生は広義のオタクなんだろうけど狭義のオタクっ気は全然なさそうだ。
実は宮崎駿監督は健康的なだけじゃなくて、狭義のオタクっ気というか、自分自身が近代人のひ弱な自我と呼んで忌み嫌っているような部分も結構ある。王立宇宙軍の企画に協力したり、映画自体もいつもの小言を言いつつ基本的には褒めてたり。庵野監督だって今でも可愛がっているし。