メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

個人的には椅子や

入場特典かな? なるほど。 もう1つ気になるレポートがあるけど、詳細を後で追記するそうなのでそちらの感想はその後に。

すずめの戸締まりの舞台挨拶のレポート。 「ヒミズの神」の詳しい解説、ダイジンは子どもの神をイメージした存在であり気まぐれな自然もイメージした存在であること、芹澤の選曲、が個人的に要チェックポイント。

草太が

新海監督の持ち味は「先に進んでいく君と、置いていかれる無力な僕」という構図が生み出す切なさだ。それが全面に出るにしろ、隠し味になるにしろ、ほとんどの作品で強い印象を残している。少女が主人公の『星を追う子ども』でも性別が逆なだけで構図は同じ…

芹澤のことは語るまでもないとか前に書いたけど、結局相当に語っている。正直わかってたけどね。 草太や鈴芽は家にいるときに鍵をかける派なのかかけない派なのかで意味が変わってくるシーンがある。 最初は、草太がいくら屈強な若者とはいえ東京のアパート…

設定的に絶対にありえないのはわかっているんだけど、若い頃の草太の祖父と

www.nhk.jp 本放送が終わってから番組内容を知ったから見直し配信はありがたい。 ドロドロ路線に入る前のゴールデンカムイの個人的なハイライトは谷垣の過去回だな。入ってからも別の面白さがあるけど。 前半の谷垣は軍帽を被る、被らないとか、目のハイライ…

岩戸鈴芽、宗像草太、

新海誠本2のQ&Aコーナーは早めに読んでおこう。ぶっちゃけ要石のメカニズムとかは少ない描写から強引に推測しているから、公式設定やそれに繋がる情報をちゃんと確認して訂正したい。細かいところはブルーレイの特典待ちかなって気もするけど。

今すごい恥ずかしいミスをやらかした。 個人的には、須賀の妻と陽菜が重ねられているのは間違いなくて、須賀の指輪と帆高の送った指輪が演出上でリンクしているのも間違いないけど、須賀の妻は普通の人間で普通に事故死した派。失踪扱いじゃないし。ただ、須…

天気の子は晴れ女の陽菜に対して帆高がなんの特殊能力もないことから生まれる立場の非対称性が批判されていたりもしたけど、自分はそこが好きだ。 そのせいで拾った拳銃っていう強引なガジェットを用意せざるを得なくなった点が批判されるのは、まあ仕方がな…

天気の子の好きなシーン。 帆高は警察に止められそうになって「皆なんにも知らないで、知らないふりして!」と叫ぶ。これは帆高にとって半ば苦し紛れなんだけど、須賀の心は動かして、須賀は警察に立ち向かってくれる。他の警察は飛び込んできた凪が止めよう…

新海監督が鈴芽と草太の関係で戦友を強調するのは過程のない一目惚れで発情してるだけだろ?みたいに言われるのが嫌なんだと思う。実際そういう批判見るし。確かに外見の良さで草太に対する第一印象は良かったけど、その後の共闘の方がずっと重要だ。 前半の…

ドラマ性とは人間同士の衝突や混乱のことだ。水戸黄門のような典型的な予定調和にも、調和に至るまでの予定された衝突や混乱がある。 新海監督の近年の三部作にはすべて登場人物が性別の典型から外れることによるドラマ性がある。これは現代的であるだけでな…

すずめの戸締まりの世界は「地震エネルギー=ミミズ」かつ「閉じ師がいても地震は現実世界と同程度起きている」なので、閉じ師が少子高齢化の一途をたどる今後はとんでもないことになりそうだ。

草太は要石について

すずめの戸締まりは映画→小説→映画の順で見れて個人的には大正解。映画だけで見ても面白かったし、小説で設定を補完したり追加シーンを楽しんだりして、もう一度映画を見た時が一番楽しかった。最近続けて見すぎたからまた見る前にちょっと時間を空けよう。

百年前の事件について自分が理解できていなかった部分を整理。

すずめの戸締まりは何度もヒガンバナが出てくるから作中の大半の期間は9月。

一定方向に思い込みのある人は何を見ても同じ勘違いをし続ける。勘違いを避けるためには作中の言葉や描写と誠実に向き合うしかない。

草太の祖父は初対面の鈴芽に開口一番

草太のキャラ性に関しては色々と捉え方があるだろうけど、

原作というか小説版は映画とあえて描写を変えているのが明白な部分もあるけど、基本的には、特に登場人物の心情については信頼して良いようだ。こういう点でもファンサービスが行き届いている。

プロのレビュアーでもあえて作品しか見ず制作者の発言とかを追わないスタイルの人もいるけど自分は積極的に調べるタイプ。

2つの世界の邂逅という意味では、母親と娘の関係である

すずめの戸締まりのテーマ的には、死者とミミズたち(=神々)の世界である常世と現世が隣り合っていて、時に扉を通じて影響を与え合うという点は重要だろう。神々が現世にやってくることがあるだけでなく、人間が要石を使って常世に働きかけることもある。

幻覚じゃなかった! それと記憶があやふやになっていたセリフや、小説版と異なるセリフの確認もできた。以前の投稿を修正した。 あと草太の祖父の病室に

自分の幻覚だったらあまりにも恥ずかしいので、確認ができるまであの文を消しておく。

前半鈴芽と草太の話で後半芹澤と草太の話。 ラブストーリーの定番からしても、新海監督の過去作からしても、主人公が初恋の憧れの相手との恋愛を成就させることは珍しい部類に入る。憧れが散った後でより現実的な恋を見つけるというのが黄金パターンだ。ただ…