2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧
天気の子は表面的な楽しさは控えめだけどテーマは掴みやすくて、すずめの戸締まりは表面的な楽しさはよく盛れてるけどテーマに辿り着きにくい。痛し痒しというやつなのかな。ぶっちゃけこういう点は宮崎監督のほうが経験もスキルも上。でも若手ならではの時…
芹澤に対する目下の関心事項は、あの車、自動車保険には入ってるようだけど車両保険には入ってるんだろうか、というか入れるんだろうか、入ってるとしたらどこまでの範囲を対象にしているタイプなんだろうか、という点。自分の都合の良いように考えちゃって…
人は人とすれ違うと寂しくなり孤独へ逃避するとかなんとか。
福島での芹澤の
自分はしょっちゅう新海監督のティーチインについて触れているけど、実は自分が見に行ったのは六本木の舞台挨拶を全国で中継した1回と、自分の家の近くの劇場でやった1回の、計2回しかない。だから全国でレポを上げているかたには本当にありがたいと思うし、…
新海監督の経歴についてはウィキペディアレベルでしか知らないけど、小中高体育系の部活で、中学だと団体競技の部の部長もやってて、学級委員や生徒会をよく任されていた、となると、傍から見るとリア充だけど、本人がああいう孤独に憧れるような作風になる…
芹澤が運転免許
いわゆる内陸部の田舎者気質でも、山間部と平野部だと結構違うなと感じることがある。海沿いだとまた違うんだろうなと思う。 すずめの戸締まりだと
友達といえば、オーフェン第4部でもオーフェンにとって
草太と芹澤のことに
環本はタイトルが
昔の『ガンダム』制作者はガンダムを象徴だと考えていたけど、今の『ガンダム』制作者はガンダムを具体物だと考えているとかなんとかそういう。
具体物と象徴をシームレスに描くのは難易度が高い。主観による観念を描きやすい小説ならまだしも、客観が入り込まざるを得ない映像だと特に。映像でそういうのやると極度に前衛的な表現になりやすい。ある程度前衛的なのも自分は好きだけど、どうしても間口…
インタビューとかも参考にすると、すずめの戸締まりでは現実とそっくりだけどわずかに違うファンタジー異世界を緻密に描き込むことで現実世界を浮き彫りにしたいというよりは、描こうとしているのはあくまで現実世界そのもので、閉じ師とかの設定は現実の特…
草太が鈴芽に芹澤のことを
芹澤は
鈴芽は物語の最後で
もし草太が
環本で環は
落語の考えオチではオチを説明しないで演じるのが粋とされているが、親切に説明する演じ方もある。どちらを選ぶべきかは場合によるだろう。
草太は鈴芽のヒロインで芹澤のヒーローという認識。憧れの対象にされる人間は実像が掴みにくくなる。
すずめの戸締まりは徐々に主人公・鈴芽の抱えていたものが明かされていく、という構成なのに相方の草太が感情移入しやすいキャラじゃなくて(むしろ一番内面が見えにくいキャラ)、それでいてちゃんとエンタメとして面白いというのがユニークな作品だ。 草太…
そういや魔術士オーフェン無謀編第13巻描き下ろしの『そこまで責任もてねえよ!』(ラッツベイン初登場のやつ)って今からだと古本以外で入手できないのか。 文庫に強引に収録するなら、プレ編の2巻とかに入れられそうな内容なのに収録されてないから。とい…
相互理解と学び合いはなんだかんだ共有できる理念があるなら成り立つんだけど、それすらなくなりつつある現在(いわゆるポストモダン)だと相互不干渉のほうが異文化の相手に対して適切な態度ということになるんだろうか。それはちと寂しいような。 寛容と共…
疫病といえば、鹿の王のアニメ映画はイマイチだったな。作画クオリティは高かったけど、シナリオと演出がボリュームある原作の内容を案の定表現しきれていなかった。特に世界の多重性がうまく描けていなかった。単に何がなんだかわからない感じになっている…
新海監督の2月のスペースによると、当初は地震以外の災いも扱う構想があったそうだ。
1+1は?と聞かれて2と答えるのが考察とは言えないように、トランプとプーチンは光の戦士であると主張する類のことも考察とは言えないと思う。ぶっちゃけトンデモや都市伝説はネタとして好きだけど、トンデモはトンデモ。
椿芽・環姉妹は東北の生まれで環は九州に移住した、環は意識して九州の方言を身につけた、東北に近づくにつれて徐々に方言も東北のものに戻っていっている、というのは新海監督がティーチインだけでなく多くのインタビューでも語っている大切なポイントだ。…
新海監督はストーリーより表現の人だと思うけど、1クール以上のテレビアニメでしっかりストーリー構成やったようなのも見てみたい。すずめの戸締まりも無理なく1クールくらいに膨らませられそうな内容だったし。最近だとネット配信限定アニメで予算リッチそ…
芹澤は大らかだけど鈍いというより大らかだから鈍い。押し付けがましくなく色々と気を遣ってくれるんだけど、いまいち相手のストライクゾーンにはまっていないことも多い。