メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

とりあえず第一シーズンの最後の話では、

そういえば中文版の三眼曰く、屍者が生者を食べるのは天経地義(天の筋道であり、地の道理)だそう。 一方で黒山村の惨劇を聞いた師匠は天地不仁(天にも地にも慈悲心はない)と嘆いていた。 これ以外にも替天行道(天に代わって道を行う)はちゃんとした意…

霊魂と肉体に別の力が宿っているという設定は中国の魂魄の考え方に基づいているはず。普通は霊魂=魂は天・陽に属するもので、肉体=魄は地・陰に属するものとされている。でも日月同错では霊魂の力が本命神通で、肉体の力が天賦神通。この逆転というか捻れに…

日月同错は運命に従うことも運命を変えることも不屍王を倒すことに繋がっているという禅問答みたいな設定が根幹にあるから色々難しい。 不屍王を倒すと運命が変わるってことは不屍王は運命に組み込まれた存在のはず。そして不屍王を倒せるのは三真法門だけ。…

メモの間違いに色々気がついたのを修正する。 運命に抗える、つまり抗う方法を知っているのは三真法門だけ、ということをもっと重視すべきだった。 重視しなかったせいである三真法門以外のキャラクターが発言した内容を勘違いしてしまった。 おそらくあの世…

日本で魔とか天とかが出てくる作品はキリスト教ベースに中二病を足したのが多い。そうすると、悪魔は実は運命という天からの支配と戦うレジスタンスだったのだ、みたいなグノーシス主義風の作品になりがち。 日月同错は、生者はわかりやすく天に操られている…

先週末に撮ったヒガンバナ。 日月同错の作中時間も今ちょうど秋でヒガンバナが出てくる。 ヒガンバナの男女にまつわる逸話を知ってるとぐっとくるシーンもある。

日月同错(屍者の13月)は、第1話冒頭から竹ひごに操られる影絵人形の暗示で始まるくらい「操られる」ということが重要なテーマになっている。 だから黒山村のエピソードで天命に操られた人間の末路を描きたかったことはわかる(そういえば天命の神通と天賦…

今更だけど第7話の部分。 日本語版だと 言ってやったのさ 敵は取ってやる…ってね そしたら消え入りそうだった命のともしびがひときわ大きく燃え上がりそして消えた… のあとに続くセリフが だからオレは借元真目で白大を操り 白大が自らの手で復讐できるよう…

中国の配信サイトで『日月同错』は第39回まで配信されている。中文版と日本語版だと回数表記は数回ずれる。ちょうどファーストシーズンが終わったところだからいろいろな事情が明確になった。 『屍者の13月』の感想は次回の第15回(『日月同错』の表記では第…