メモ帳用ブログ

色々な雑記。

オトナ帝国のチャコって外見だけ若くて実年齢はケンと同じくらいなのか、本当に若い女なのか、たまに議論になるけど、自分は見た目通りに若い女派。現在と未来に絶望して反動主義に走る若い女っていうそれなりにいるタイプかなと。チャコとケンは親子でもおかしくないくらい年が離れていると思ってるけど、疑似父娘とかではなくやることやってる風。同棲カップルだし。
ところで、オトナ帝国でテーマと絡めてよく議論になるのがひろしの「俺の人生はつまらなくなんかない!家族のいる幸せを、あんたたちにも分けてあげたいぐらいだぜ!」というセリフ。過去に浸るのをやめて未来を目指すことがテーマなのに保守主義的なセリフではないか、という意見がある。ひろしが父、母、息子、娘という典型的で古典的な家庭を築いたことの幸せを噛みしめる回想シーンがあるからなおさら保守的という意見が出やすいんだろう。でもこれは父親になった幸せ、とか、子どもがいる幸せ、とかじゃないのがポイントだと思う。家族と一口で言っても色々なかたちの家族があるわけだ。特に今どきは。そういう意味でいうとむしろ今どきのほうが「家族がいる幸せ」って言葉は受け入れやすいかもしれない。
あの後ケンとチャコは同棲カップルから家族になるのかもしれない。別れてそれぞれの家族を作ることだってありえる。子どもを持てるかどうかとは別の話としてだ。