メモ帳用ブログ

色々な雑記。

クロスゲームとか後半はほぼ東がフラレるところを見るために読んでたようなもんだったな。クロスゲームは光に懐柔されて野球面でも恋愛面でも戦うことを諦めた東が、野球では三島と及川、恋愛では水輝という、同じく光のライバルに届かなかったメンツとやりあってるという変わった構造。光のドラマは竜旺戦の前の青葉との会話で完成していて、試合を通じて東がそれを察していく。男の中では光の立ち位置が突出してるんだけど、初恋の若葉が色々な意味で天の上の人になってしまったのと、本来はライバルになれたはずの恋人というKATSU!から継承した要素が青葉にあるのとで、作品全体でのバランスは取れてる。逆タッチ的には光は南のポジションなので優等生奈良で葉の苦悩を周囲と分かち合うのが苦手なキャラでもある。ただ、解脱してる系というか、強さ自体への執着が最初からないからこそ強い系というかな感じだから、燃える主人公タイプではない。