メモ帳用ブログ

色々な雑記。

2021-04-29から1日間の記事一覧

前にも書いたけど、三眼の過去が不明なのは作品上のポジションとして不屍王もどきであるせいだと思う。人格のある存在というより、天意を代行する天災に近い存在。三眼と黒山村の関係は不屍王と中国(西洋化前)の関係の縮図になっている。常屍者も法屍者も…

苗木が過剰に意味深に見えるとしたら誤訳のせいだな。苗木の長生き比べに関する部分がろくに訳せていない。 苗木は三眼の執着のあり方を示す小道具だ。1箇所で1つの個体が昔からの生き方を変えずに永続することを望む。木は木としてあの世界に実在する。そし…

西暦525年の三眼が阿柴を殺した理由は村から離れたから以外にはありえない。阿柴も白大も屍疫が屍者の術だと知らなかったし、村が屍者の餌食にされていることに気づいてすらいなかった。村で白大の陰口が囁かれ出したのも、白大の帰りが予想外に遅く(三眼の…

「活祭」は生贄(living sacrifice)。復活ではない。 意味不明な誤訳があまりにも多い。たぶんプロの翻訳者に作業させていない。 日月同错は中国でもコアな支持はあっても大人気作品という感じではない。どんな低クオリティでも日本語訳されているだけ恵ま…