メモ帳用ブログ

色々な雑記。

現在一部地域でクロスゲームのアニメが再放送中。序盤の話だと5話がお気に入り。シリーズの全体で再構成のうまいアニメ化で、監督やシリーズ構成の方がしっかりコントロールしてたのを感じる。クロスゲーム自体あだち漫画の中でもコンセプトのわかりやすい作品だし、アニメの最終回と漫画の最終回の時期を合わせたりとちゃんと両者で連携できてたから、再構成やオリジナル要素も馴染んでる。特にうまく行ってるのが5話 。 5話について考えて改めて思ったのは、クロスゲームが光にとって青葉に若葉の影を見る後ろめたさに区切りをつけて向き合うようになる物語だったとともに、青葉にとっても光に若葉の影を見る後ろめたさに区切りをつけるための物語だったんだなということ。区切りのために2人には若葉の夢を実現するかたちでの甲子園出場という契機が必要だった。そこに同じく若葉の影にいつか区切りをつけなくてはいけない赤石、若葉の影を思い起こさせるあかね、光に自分が奪った兄の可能性の影を見ていた東が関わる、というのがメインキャラの配置。