メモ帳用ブログ

色々な雑記。

自分の場合どんなジャンルも深入りするほど好みが先鋭化して幅広く楽しめなくなりがち。ちょっともったいない。好みじゃないと思ったものもじっくり読むと新鮮味があって面白かったりするから、時々意図的に幅を広げたほうが総合的には楽しい。

ラフは初読時はラストは綺麗だけど途中が散漫に感じられてあまり好きでなかった。でもラストを知ってから読むと意外と楽しめた。そんなに長くないし。

ラフの連載開始時のあだち先生のコメントは「長年温めてきたテーマに挑戦します。みなさん、応援よろしく!!」。先生が楽しんで描いた、描きたくて描いたとインタビューで言っている作品より、気をつけて丁寧に描いたという作品のほうが自分の好みなことが多い。

あだち漫画でラフが一番好きだという人も多くて、そういう人はとりとめのない青春感が好きだそう。作風の好みの問題は前提としてある。さらに好みのなかでの出来の良し悪しが重要。好む層が違う要素は混ぜないほうがうまく行きやすい。たとえば主人公モテモテ要素と複数カップル成立要素は無造作に混ぜるとたいてい荒れる。