メモ帳用ブログ

色々な雑記。

今日のうぇぶりのH2の「野球しかねえなァ」。

今でも色々と物議の種になる英雄の問題発言の回。いくらお互い野球しかない英雄と比呂とはいえ、男女関係の決着を野球でつけようとする英雄は発想が飛躍しすぎている。変な野球漫画でも読んで感化されたんだろうか。

英雄は自分でひかりに好きだとは言わず、あくまでひかりの方から英雄が好きだと言うように誘導しようとする。この面倒くささは自信の無さの裏返しだろう。価値があると自分が信じている相手から自分を承認してもらいたい。英雄は能力的には申し分ないのに、理想が高すぎていつも切羽詰まることに。しかも野球でも恋愛でも比較対象はあの比呂だ。負けを認めてしまえば楽になるのがわかっているから負けたくない。

ただし、恋愛で向き合うべきなのはひかりだという大前提が英雄の頭から抜け落ちてしまっている。英雄みたいな行動をとったら、ライバルどうこうは関係なく、普通彼女から愛想尽かされる。でもお話というものは大きめの障害を乗り越えるのが醍醐味なので、暴走したパートナーの気持ちをいなして目を覚まさせるのが恋愛ものの定番の展開。英雄は野球で比呂にも自分にも負けた後、最終的には間違いに気付いてひかりが必要だと自分の口から告白できたから大丈夫だろう。ひかりも自分は英雄のバカ(正直)なところに惚れたんだと確認できたし。